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2006.09.22

「ふち付け君」活用のお供に「esola view」

「絵師のえそらごと」というソフトがあります。なかなかユニークなネーミングですが、このソフト自体はjpegファイルを指定すると色々なタッチの絵画風の画像に変換してくれるというソフトです。
ベクターからのメールに紹介が載っていて興味があって見に行きましまた。

本題ではないのでこのソフト自体の紹介はおいといて同じ作者が作っているビューワーソフトで「esola view」というフリーソフトがあります。このソフトは文字通り画像ビューワーなのですが、手書き文字をスキャナーで読み込んだファイルの背景を透明にするためのロゴ透過という機能があります。

「ふち付け君」のグラフィック貼り付け機能で使うデータは背景を白にする必要があります。私が使っている落款風の画像はフォトショップで作っているのですが、境界部分は手作業で細かく修正しています。
手書き文字をスキャナーで読んだ場合は紙自体の濃淡が出てしまったり中間色が残ってしまうので簡単には背景が抜けるきれいな画像にはなりません。

「esola view」は背景の白い部分の微妙な濃淡を均一な白に変換してくれます。文字の部分との境界の微妙な色は残ってしまうので多少は手直しが必要になりますが、白い紙にくっきり黒い文字で書いた字ならかなりきれいに読み取れるはずです(文字部分の色はこのソフトで色を変えることができます)。背景と判断する閾値(色のむらの範囲)は設定できますのでデフォルトより大きめに設定した方がきれいに処理できると思います。

本当は「ふち付け君」が透過情報を持っているPNGファイルの貼り込みをサポートすればいいのですが、PNGファイルの扱いについてよ調査不足でよくわからないので今はBMPファイルに限定しています。いずれサポートするつもりですが、それまではこのソフトの力を借りると便利です。あっ、PNGをサポートしてもこのソフトは必要か(笑)。

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2006.09.17

「ふち付け君」 ver 1.6

「ふち付け君」にはもう一つ追加したい機能がありました。
あんまり実用性が高いと思えない遊び機能でしたのでユーザーインターフェイスをどうするか迷っていたこともあって付けてこなかったのですが、そろそろネタ切れですので追加しました。

追加した機能は以下の通りです。

・ふち余白を上下左右個別に指定できる機能を追加
なんのことかぴんとこないかもしれませんが、私がやってみたかったのはポラロイド写真風の余白を付加する事です。そのためには今までのように上下左右一律に余白サイズを指定するだけではできませんので個別に指定できるようにしました。
ポラロイド写真風にするとこんな感じになります(写真はあらかじめ正方形にしておいでください)。

Square_060819_03

・一括変換中ダイアログの不具合修正
一括変換を終了しても実行中のダイアログが消えないことが時々ありました。実際の処理は終わっているのでクローズしていただければ実害がないのですが、気持ち悪いですよね。調べてみたのですが、正常に処理はしているようですのでシステム上の不具合かもしれません。ダイアログの消去に関する処理をシステム任せにしないで自分でオブジェクトを作成、消去するようしました。私のところで何度もやりましたが、ダイアログが消えないケースは再現しませんでした。

すべての利用者の皆さんに必要な機能とは言えないと思いますので必要な人だけバージョンアップしてください。毎度の事ながらバージョンアップするとこれまでの設定、履歴はクリアされてしまいますのでご了承ください。

なお、すでに「ふち付け君」をお送りしている方々にはこの後メールにてお送りします。
万が一届かないぞという方がいらしたらお知らせください。

たびたびのバージョンアップでお手間をかけさせて申し訳ありません。
とりあえず私のやってみたかった機能は一通り付けましたのでしばらくはバージョンアップをお休みしますが、なにか不具合を見つけたらお知らせください。
また、こんな機能が欲しいというリクエストがあればご提案ください。実現するかどうかは別として検討させていただきます。

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2006.09.14

「ふち付け君」 ver 1.5

思いついたことがあって「ふち付け君」をバージョンアップしました。
追加した機能は以下の通りです。

・Exif情報書き出し機能の追加
ファイルの一括変換をしたときにそれらのファイルのExif情報を
テキストファイルに書き出す機能を付けました。

・ファイル名の追加
テキスト中に組み込む文字列にファイル名を追加しました。

画像に追加するテキストにExif情報を差し込む機能を持っていましたが、画像に入れない場合でも情報として欲しい場合があるので一括変換をしたときにテキストファイルに変換したファイルのExif情報を保存する機能を付けました。
出来上がる機能はこんな感じです(カスタマイズ可能)。

Tshushima Shrine 060913 #03.jpg Caplio GX SS:1/97 f2.5 ISO100 Lens:17.4mm (2006/09/13 12:25:01)
Tshushima Shrine 060913 #01.jpg Caplio GX SS:1/13 f2.5 ISO64 Lens:5.8mm (2006/09/13 12:13:59)
Tshushima Shrine 060913 #02.jpg Caplio GX SS:1/380 f2.5 ISO64 Lens:5.8mm (2006/09/13 12:18:28)

「ふち付け君」は画像を加工するのでそれまで持っていたExif情報は転記しません。後で使用したレンズなどを確認するときにオリジナルファイルのプロパティを確認するという面倒な作業をしていましたのでそれをしなくていいようにと考えて付けました。
利用者の皆さんに必ずしも必要な機能ではないかも知れませんので必要な人だけバージョンアップしてください(今回はバグフィクスはありません)。
毎度の事ながらバージョンアップするとこれまでの設定、履歴はクリアされてしまいますのでご了承ください。

というわけでこんな時間になってしまいましたが、何とかできあがりました。
なお、すでに「ふち付け君」をお送りしている方々にはこの後メールにてお送りします。
万が一届かないぞという方がいらしたらお知らせください。

「ふち付け君」の入手に関してはこのブログの記事を参照してください。

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